殆ど更新しないブログですが、
こちらに書かせて頂きます。
今日、登校班が一緒のお母さんと朝話していた時に出た話。
昨日、急に雪が降って来たので
登校中の我が子に傘を届けに行ったお母さん。
登校班の中に、我が子以外にも傘を持っていない子が
一人いました。
1人の子が置き傘用と傘を2本持っていたので、
「◯◯君に傘貸してあげたら?」
と声をかけたそうです。
そしたら傘を2本持っていた子は、
「学校でコロナだから物の貸し借りはダメだって言われているから。」
と言って、貸さなかったそう。
雪が結構な勢いで降ってきていたので、
そのお母さんは、
「『◯◯ちゃんのお母さんが、学校で消毒すれば大丈夫だから』
って言ってたって
先生に言えば良いから、貸してあげて」
と話したそうです。
その後、男の子は傘を持っていない子に
傘を貸してくれていたそうです。
でも、そのお母さんは、
その後、自分のした行動が良い行動だったのか、
悩んでいたようです。
◎もし、それで子供達の間で感染が広がったらどうしよう?
◎傘を貸すのを嫌がった子は、先生に言われたことをきちんと守ろうとしただけなのに、
注意されるような形になってしまって嫌な思いをしたんじゃないか・・。
その時に話していた時、出た内容だと、
他にも学校で
子供達は接触を減らす為に
◎忘れ物をした時は友達同士では貸し借りしてはいけない。
(先生に借りに行く)
◎消しゴム等を落とした時も
声をかけるだけで、拾ってあげてはいけない。
なんて事も言われているようです。
これを聴いて、
親としては困っている子に対して助けてあげる事がいけない事のように
子供が受け止めてしまうのではないか?
と不安になりました。
学校側として、感染拡大を防ぐ為に
最大限の感染対策をしなくてはいけない事も
理解しているつもりです。
大人なら感染拡大を防ぐ方法を聴けば
それぞれ、その時の状態に合わせて
できる限りの対策で
臨機応変に対応すると思います。
でも、まだまだ臨機応変な対応ができない子供達にとっては
そういう時にまず、上の人(先生)の言うことを聞くしか
できないんだと思います。
でも、これで良いのでしょうか?
これを機に、優先順位とか、そう言うことを学んでいかないと、
大人になっても臨機応変な対応ができなくなってしまうのではないかと
不安に思います。
因みにうちの主人は恐ろしく真面目?な人。
会社に言われたら、1日16時間労働になって
体調を崩しても
休まず出勤するような人。
以前、カナダにいた時に、
ギリギリまで延長申請したビザが
書類の手続き不備で出なかった時、
「もしビザが期限までに出なかったら、不法滞在になる可能性があるし、日本に帰ろう」
と言った私に対し、
「俺は会社側からの指示がない限り、仕事休めないから」
と言い切った主人。。
(実際、社内に同じ状況で働いて警察に拘束された人がいたのに・・)
私としては
国際犯罪者になってしまうかもしれないのに、
仕事の方が大事と言う主人が理解できませんでした。
私は主人の判断は間違っていると思うけれど、
今の日本の社会だったら、
主人の判断の方が正しいのかな?
仕事がなくなったら食べていけないって思ったら、
犯罪者になってでも、会社の指示に従うのが
正解なのか・・?
話が色々それましたが、
きっと必ずしもどれが正解と言う事がはっきりしないこんな世の中だからこそ、
『自分は◯◯と思って◯◯をした」
ときちんと考えて行動する事が大切だと個人的には思います。
因みに私は看護学校に通っていたので、
その時に優先順位について
常に考えて行動するよう、言われていました。
(↑商品ページにジャンプします)
多分、この辺りの本に書かれていると思うのですが、
看護師はたくさんある問題の中で
全部を一度に対応はできないので、
看護計画の中でも
日々の対応の中でも
優先順位を立てて考え・動くことを
学生〜新人の間に叩き込まれます。
仕事以外でも、優先順位を考えて行動する事で
やるべき事が明確になって
何をすべきか分かりやすくなったり、
色々役立っていると感じる場面が多々あります!
そして、主人が昔、会社に言われて読んでいた
↓の内容の本を読んでビックリ!!
(↑商品ページにジャンプします)
トヨタの問題解決技法と言われているような内容も
看護の優先順位と、とてもよく似た内容でした煤S( ̄0 ̄;ノ
こう言った事を学習したら、
対応に迷った時でも
自分で優先順位を考えて行動できる事が増えるんじゃないかな?
基本、教える事が苦手な私は、
なかなか子供に上手く教えられないので、
学校でこう言った優先順位について教えてくれたらと
思います。
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